ドリーム｜働いてる全ての人に捧げます

予告編をみてからドリームの公開を楽しみにしていました。

1960年代のNASAマーキュリー計画を影で支えた3人の黒人女性の物語です。当時は人種差別が酷くて、トイレも使うポットも白人と有色人種は別になっていました。

・NASAに有色人種のトイレは少なくて、何と800m先にしかない・・・

・白人男性しか通えない学校があった。

・・・等々、今となっては？の事が普通だったりしました。

宇宙飛行士を成層圏を脱出させ、そしてまた地球に帰還させる事がこんなに大変なんて・・・やっとIBMがコンピューターを製品化した頃の時代です。（実はそんなに古さを感じなかった事に今気づきました。）

計画の成功の裏には「こんな話」があった。子供を持って働く事の大変さ、家族の協力、仕事への情熱・・・あらゆるシーンが心に刺さる。

諦めない事への評価がされる。差別に対して心からの訴えに対して動かされるシーンが連発。NASAで初めて、州ではじめて、地球ではじめて、開拓者スピリットに溢れるシーンの連続・・・凄い。

この映画は働く全ての人に観て欲しい。ぜひご覧ください。

上映館少ないです。近くの映画館で上映していなくても観てください。映画評論に辛口の私が手放しで鑑賞を薦める傑作です。

オススメ度：★★★★（★４つが最高）

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